プロポフォール鎮静(最大3mg/kg/hr)下で人工呼吸管理中のARDS 患者が、過度な吸気努力により、一回換気量が10ml/kg(予測体重)以上を呈する場合に、鎮静剤をセボフルランに変更することで、開始6時間の時点で一回換気量が低下するかを検討する。同時に、呼吸メカニクス、酸素化能、肺胞及び全身の炎症作用と肺胞細胞の障害への影響、ならびにセボフルランによる鎮静方法の安全性を評価する。セボフルラン投与のために人工鼻をアナコンダS に変更し、呼吸メカニクスの測定のために人工呼吸器をハミルトン5に変更し、食道内圧計が付与された胃管チューブを使用する。
(注)先進医療技術名に * 印がついているものは、「第3項先進医療技術」を表しています。