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先進医療の費用は?

先進医療に係る費用は、全額自己負担です


 先進医療を受けたときの費用は、以下のように取り扱われます。患者さんの自己負担分は、一般の保険診療の場合と比べて多くなります。


(1)先進医療に係る費用は、患者さんが全額自費負担します。また、先進医療に係る費用は、医療の種類や病院によって異なります。


(2)「先進医療に係る費用」以外の、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院など)の費用は、一般の保険診療と同様に扱われます(一般保険診療と共通する部分は保険給付されるため、各健康保険制度における一部負担金を支払うことになります)。



*「先進医療に係る費用」部分は、高額療養費支給の対象にはなりません。「保険給付に係る一部負担」については、高額療養費制度が適用されます。





 

各先進医療の費用と実施状況の例

技術名 1件当たりの先進医療費用※
(円)
平均入院期間
(日)
年間実施件数
(件)
重粒子線治療 3,135,656 4.2 462
陽子線治療 2,659,010 15.6 824
子宮内膜受容能検査1 130,409 0.0 4,847
細胞診検体を用いた遺伝子検査 80,522 4.3 282
子宮内細菌叢検査1 67,166 0.0 5,343

 

※1件当たりの先進医療費用=各技術の先進医療総額÷年間実施件数

第127回先進医療会議「令和5年度実績報告(2022年7月1日~2023年6月30日)」より

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